close-up?


「一体感」が、加速する。

幼い頃、スーパーカー世代だった中学生くらいから本屋に並んでいる日本を代表するスーパーカー雑誌と言えば「GENROQ」(ゲンロク)だった。もちろん、今もその存在は変わっていない。

その内容は手の届くような(当時はもちろん免許さえ持っていない!)クルマたちではないが、そこには沢山の「夢」が映っていた。個人的にはPORSCHE「911」が大好きなのだが、いまだに自分では所有していない。それにはきっとワケがあるのだろう。

小さいときに親の運転するクルマの後ろにちょこっと座り街に出かけると、黒いPORSCHE-TURBO(もしかしたらLookだったかもしれないが…いかにもThe 911!的な外観!)がゆっくり横を抜き去っていった。そのPORSCHE-TURBOの後部座席には子供が乗っていたのだ。単純に羨ましい!乗りてぇ〜!と思ったことを今でも覚えている。

その時は細かいことは分からなかったが、今となって知った事実ではとても大人がゆったり座れるような広い後部座席ではないと言うことだ、それはそれでいい。適度な狭さがスポーツカーには必要だと前に読んだことがある。

そんな夢のような雑誌にスキームのチェア「One」が7月号に掲載され、正直感動を通り越している。最高の編集人(高田興平氏)に、最高のカメラマン(長谷良樹氏)というなんとも贅沢な話だけど、現実にそれは起こったのです!

撮影は都内を周り、コンセプトにあった場所を探しながらクルーズも楽しんだ。そして、「表現者」3人のコラボレーションが実現した瞬間だった。

I love you guys! from bottom of my heart.