crocodile w/925

mhwatch

Silver 925

個人的にはあまりアクセサリーを身につける方ではないが
時計となったら話は別になる。

身につけるアイテムとしては一番好きかもしれない腕時計。
その昔、祖父が時計の職人だったこともあり、
小さい頃から時計のパーツを良く目にしていたのを思い出す。
その当時のツールやパーツはまだ頑丈な木箱に入れられて
大切に保管されている。

最近、ずっと興味があった時計の分解組み立てを、何回かに分けて大先生に
マンツーマンで教えてもらっている所だ。これも贅沢な話で・・・

画像の2本はそれぞれのタイプに合わせてベルトとシルバーのデザインをしたモノ。
Paneraiでは男臭い雰囲気をクロコらしい場所を使いコンチョとの組み合わせ。
そしてSubmarinerでは海の色、そして水中から見える水の様が上手くクロコの模様にマッチした。

雑誌(モーターヘッド)の企画から形になった訳なんだけど、この製作においても
相当な無理を言って、しかも短期間で大先生(佐藤氏、小林氏、松下氏)にご協力頂いた。

いろいろな制約のある中でカタチに落とし込むプロセスはすっごい楽しい訳で。
さらには今までの趣味趣向からもう一歩踏み出した表現にトライした。

元々、こういった種類の革には抵抗はあったけれども、ある種の楽しみ方と捉え
日頃の生活の中で時間を見るという行為を、これまでと違った感覚で
捉えてもらえれば、ウキウキ、ワクワクの生活が待っている気がする。

ちょっとした事ではあるが、この小さな物体に大の大人が真剣に取り組んでいた所も
また、モノづくりの楽しみで、コラボレーションを多いに楽しんだ結果のカタチなのです。

12/28日、全国お披露目となります。

Photo:Kunihisa Kobayashi