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春です、春。多分。
先日、漁師の方と話をしました。なんでも、近頃台風でもないのに潮の(海面)差が激しいようです。潮には小潮、中潮、大潮とあって、大潮では引きと上げで海面の高さ(差)が1m以上にもなります。例えると子供一人分の高さくらいの変化があるのです。小潮の時はほとんど差がない感じです。中潮ならその名の通り中くらい。このような自然の動きによって潮が引いている時に海底が現れ、対岸へ行く道が出来たり、島を渡れたり、それこそドラマティックな体験です。うっかり時間の経過を忘れると大変な事になりますが…..
話し戻って漁師さんの話、最近は大潮でもないのに大潮並みの海面差があるらしいのです。なぜ?温暖化?もちろん詳しい事はまだわかりません。地球の場合、自転に従って上下動(満潮と干潮)は約半日周期で変動するので、一日に2回そのような状態に遭遇する事になるのです。通常はそのようなコトをもちろん考慮して漁港や堤防等いろいろ作られているのですが、予期(予想外の場合)していない状況になった場合思わぬ事がおきます。
そう、水(海水)が溢れてくるんです。
漁港なんかは海から道路まで2段階位段差があったり、または高さが確保されているので、ある程度の水位には耐えられるのですが、それよりも多くなった時はそりゃ〜もう大変なわけで、クルマなんて停めてようものなら起きたら水浸しなんてこともあるんです。船が倒れる事もあります。近年は海が荒れ狂っているらしく(怒っている?)、漁師でも今まで通りの予想では見極められない状態らしく、プロの漁師でも海に出て戻って来れなくなることもあると言っていました。
ここ三週間くらい、九十九里では水難事故が多発。ヘリが飛ぶほどの事故も少なくないそうです。海は見た目と違って、流れや力があります。もちろん日によっても違うので、いつもの感じで遊んでいると痛い目に遭います。
なんとなく書いてみましたが、特になんだと言う訳ではありません。が、普段から慣れているコトをする時は出来るだけ注意しないと思わぬハプニングに。例えばデザインモックのモデル作りでの刃物の使用時や、機械を使われて仕事をしている方、クルマの運転等々。初心忘れるべからずで楽しみたいですね。
話変わって画像は少量生産体制に入っているバッグ。納品時に検品してクライアント様へ!の図。なかなか評判も良いとのコトで、デザインした側としても気分も良いです!で、早速発送。末永く人様のために活躍する事を願います!