story of…
どうやらGWの真っ最中らしい…
ついついいつもの調子で出かけてみるとそこはもう大変な人出。
あちゃ〜「GW」だったんだ。しかも上野。
人が居ない訳が無い!改札を出れば人の列。ここは気合いで予定強行!
まず目に入った「待ち時間40分」の立て看板。
「???」
内心ヒヤッと思ったらそこは大恐竜展。興味が無い訳ではないが、そこは何も言わず通過し、目的の国立博物館へ。そして次に目に入ったのは「阿修羅展」これは、ちょっと見てみたい!しかし誘惑に負けず目的の「Story of … Cartier」展へ、しかしここも「待ち時間」アリ!入場規制をしているのだから、中はわりかしスムースに歩けるのだろう。そんな根拠のない余裕をもち、イザ中へ。
「全然空いてねぇ〜」
展示品が溜め息モノばかりなせいか、みなさんじっくりゆっくり鑑賞している。もちろん動かない。これは仕方が無いとして、後日またゆっくりくるか?と、とりあえず目的の場所まで空いてる所から拝見。いや、しかし、創っているモノがスゴい!ダイヤ5カラットだの、3カラットだのごろごろ付いているわけで、そりゃ目が点になります。その造形もやはり素晴らしく1847設立からの伝統的な物ばかり。展示品の多くは1900年〜1950年代のモノ。この時代にこのデザイン性はやはりタダモノではない、これこそルイ・カルティエの素晴らしいところ。モダンな美へのアプローチに日々努力する事を求めた結果だ。展示品はほとんどがスペシャルオーダー品。その作品の横には「型」も展示してあり、その繊細さにはため息が出る。
そしていよいよ待ちに待った、職人さんの作業台と作業風景の映像ミックスが見事に映し出された展示へ。表から入ると作業台に座り製作している映像がみえる、が裏に回るとそこには作業台しか見えない工夫がなされている。その展示のフレームの上では職人達のほんとうに細かい作業が映し出されている。それはもう唖然とするばかりだ。言葉で言い表すのは少し困難になってきましたので、もしお時間のある方は是非!
展示の出口には今回の監修「吉岡徳仁」氏の作品「パフュームボトル」も展示されている。