ideal and reality
理想と現実のスケール感。
周囲の空気によってガラッと変わるモノの姿。
どういう風に接するかによってもそのイメージは想像以上、または以下にもなる。
空間におけるスケール感はとてもデリケートに扱われ、少しの違いが自由度を左右する。
家具デザインや工業デザインにおいて、ミニチュアサイズでモックを作り、
カタチの検討や色のマッチングを確かめる作業がある。
コレは自分でも楽しみの一つで、小さい頃のプラモデルやおもちゃづくりを思い出す。
まずは図面、展開図等々必要な資料を作り、そして素材を選びパーツを作る。
その後は、待ってました!の組み立て作業。
その完成品は小さなスケールゆえ、可愛らしくもあり、現実に一歩近づく大切な要素になる。
ここに潜むミニチュアの「錯覚」とも言える格好良さ。机に置いたりするとこれはもう大変!
「イイッ!」と感激。
後はアクチュアルサイズでワークするのか実寸での作業が待ち構えている。
まさにスリリング!